Download †
GPS将棋は無保証です。詳しくはライセンスをお読みください。
ダウンロードするもの †
- Microsoft Windowsの場合
- インストーラをダウンロードして、実行してください
- 環境変数の設定が再起動後まで有効にならない場合があるようです。動かない場合はOSを再起動してみてください
- Debianの場合
- 公式パッケージ(gpsshogi, libosl)になっています。次のようにインストールできます。
- $ sudo aptitude install gpsshogi
- /usr/gamesに、gpsshogi, gpsusi, gpsshogi-viewerがインストールされます。
- LinuxおよびMacの場合
- インストーラはありませんので、データファイルとバイナリとをマニュアルで展開してください
- データファイル:gpsshogi-data_<日付>.zip
- データファイルとバイナリは対応するものを用いる必要があります。同じ日付のものを選んで、お使いください。
- バイナリ:gpsshogi-bin-<SMP対応か否か>-<OS>-<ARCH>_<日付>.zip
- バイナリは環境ごとに用意されています。いずれか適切なものを選んでください。
- singleは逐次実行版、smpはマルチスレッド版です。一般に、SMP版が高性能ですが、メモリ使用量も大きくなります。マルチコアCPUをお使いで、搭載メモリサイズが大きい(2GB以上)場合に、SMP版をお勧めします。
制限 †
- SSE/SSE2命令を利用しておりますので、それに未対応のCPU(AthlonXP・Pentium IIIなど)ではご利用いただけません。
- 64-bit版 Windowsでの動作は開発チームでは確認していませんが、32-bit Windows用のバイナリが動作するかもしれません。(インストーラ版で64bit windowsにインストール後にcygwin上で動かした場合に環境変数が設定されておらず、手で設定する必要があったという情報が届いています)
使い方 †
使い方/バイナリ版
実行ファイル (Binary) †
2012 †
CSA選手権で「スレーブ」として用いた特別版(usiのみ対応、stockfishベースの探索、詰み探索なし)を公開予定です。
2011/11/17 (Nov 17th, 2011) r2614 (osl r4391, gpsshogi r2622) †
インストール方法
- 上記インストーラーを実行してください
- 環境変数(OSL_HOME)を設定します。環境によっては、インストール後、OSの再起動が必要な場合があるようです。
主な変更点
- SMP版のみの配布になりました (1 coreの機器でも動作可能です)
- 詰探索の深さ制限を1600まで拡大
- 長手数の詰将棋問題を並列に探索するとメモリを浪費するので、メモリ使用量が100%に近づく場合は、"Thread"のオプションで並列度を減らしてください。
- 評価関数の改善
- 序盤で穴熊に組むと1000点近くになっていた現象は消えた模様
- 対Bonanzaの勝率は一手15秒64 bit Linux, GPS将棋だけプロファイルフィードバック最適化コンパイルという有利な条件で0.47程度(1000局)
- Windows配布版は、上記の実験より速度が劣る分だけ弱くなります。
参考NPS
- 測定環境
- A. Windows Vista: Core2Duo T9300 2.5GHz(32-bit 2コア)
- 実行方法
- $ .\gpsshogi --benchmark-single
環境 | OS | Instruction Set | SMP | NPS |
A | Windows | pentium4 | smp | 166,094 |
トラブルシューティング
バージョンの表示:
C:\Program Files\gpsshogi\smp>.\gpsshogi.exe --version
gpsshogi r2614
正常にインストールされていれば、以下のようにデータファイルを読み込めるはずです。
C:\Program Files\gpsshogi\smp>.\gpsshogi.exe --health-check
health check
using C:\Program Files\gpsshogi as OSL_HOME, word size 32
loading C:\Program Files\gpsshogi/data/eval.bin success
loading C:\Program Files\gpsshogi/data/progress.txt success
loading C:\Program Files\gpsshogi/data/rating success
loading C:\Program Files\gpsshogi/data/move-order.bin success
loading C:\Program Files\gpsshogi/data/move-tactical.txt success
2010/09/12 (Sep 12th, 2010) r2410 (osl r4210) †
主な変更点
- 長時間の探索(1600=8/14や1800=9/16以上)の効率改善
- 長時間の探索で、詰み探索を必要以上に行なっていた不具合を修正
- 局面表のGC (ガーベジコレクション)を導入して、メモリが逼迫する状況でも多少は探索を続けられるように改善
- 評価関数を微調整
参考NPS
- 測定環境
- A. Windows Vista: Core2Duo T9300 2.5GHz(32-bit 2コア)
- 実行方法
- $ ./gpsshogi --benchmark-single
環境 | OS | Instruction Set | SMP | NPS |
A | Windows | pentium4 | single | 83,434 |
A | Windows | pentium4 | smp | 136,177 |
2010/03/04 (Mar 4th, 2010) r2265 (osl r4116) †
主な変更点
- メモリアロケータをIntel TBBからboost::fast_pool_allocatorに変更 (Windows版のみ)
- gpsusiのオプション追加
- MultiPVWidth 0 最善手以外も手順を表示(0は最善手のみ扱う、数値が大きいほど他の手も考慮するが遅くなる。検討用。)
- InputLogFile? usiの入力をファイルに保存する (基本的にデバッグ用途。gpsusi同士の対戦では利用できない)
- ErrorLogFile?? 標準エラー出力をファイルに保存する (基本的にデバッグ用途。gpsusi同士の対戦では利用できない)
- usiモードでパスの表記を、resign (一応将棋所版プロトコルに登場する指手以外の文字列)から pass に変更
- 評価関数を微調整
参考NPS
- 測定環境
- A. Windows Vista: Core2Duo T9300 2.5GHz(32-bit 2コア)
- 実行方法
環境 | OS | Instruction Set | SMP | NPS |
A | Windows | pentium4 | single | 81,341 |
A | Windows | pentium4 | smp | 161,071 |
ソースコード (Source) †
開発版 †
下記レポジトリからソースコードを閲覧・入手可能です。ページ下部の「Download GNU tarball」をクリックすると、tar.gzでまとめてダウンロードできます。
ダウンロードしたソースコードをビルドする †
- ツールのインストール
sudo apt-get install g++ libboost-xxx.dev (xxxは可能なパッケージで一番新しいもの) libcppunit-dev (debianの場合)
- ダウンロード
- おまじない
(cd osl; ln -s ../gpsshogi/data)
- コンパイル
n=コアの数
(cd osl/lib/third_party/tcmalloc-0.93; make -j $n)
(cd osl/release; make -j $n)
(cd gpsshogi/bin; make -j $n gpsshogi gpsusi RELEASE=t)
- 実行
./gpsshogi/bin/gpsshogi --benchmark
./gpsshogi/bin/gpsusi --benchmark
2011/11/17 (Nov 17th, 2011) r2614 (osl r4391, gpsshogi r2622) Windows版 †
2010/09/12 (Sep 12th, 2010) r2410 Windows版 †
2010/03/04 (Thu 4th, 2010) r2265 Windows版 †
過去の記録 †
./過去の記録