Download †
GPS将棋は無保証です。詳しくはライセンスをお読みください。
ダウンロードするもの: †
- Microsoft Windowsでインストーラを使う場合
- Linuxの場合と、Microsoft Windowsでインストーラを使わない場合
- gpsshogi-data.tar.gz : データファイル
- gpsshogi-bin-<SMP対応か否か>-<OS>-<ARCH>.tar.gz
- バイナリは環境ごとに用意されているので、適切なものを選んでください。
- データファイルとバイナリは対応するものを用いる必要があります。同じ日付のものを選んで、お使いください。
制限 †
- SSE/SSE2命令を利用しておりますので、それに未対応のCPU(AthlonXP・Pentium IIIなど)ではご利用いただけません。
- 64-bit版 Windowsでの動作は開発チームでは確認していませんが、32-bit Windows用のバイナリが動作するかもしれません。(インストーラ版で64bit windowsにインストール後にcygwin上で動かした場合に環境変数が設定されておらず、手で設定する必要があったという情報が届いています)
使い方 †
使い方/バイナリ版
実行ファイル (Binary) †
2009/09/23 (Sep 23rd, 2009) †
(近日公開)
主な変更点
- 形勢判断の微調整, 詰み探索等での様々な細かいbugの修正
- 読み筋中の詰み探索を強化して簡単な頓死は避ける
- Linux以外にも、Microsoft Windows, MacOSX でも、使用メモリの監視を行う。
- ノード数制限を無視し、{時間、深さ、メモリ使用量}のいずれかが限界に達するまで考えつづける
- gpsusi は、GUIから指定されたハッシュの大きさに従う => 大きな指定の方が深く読める (対局に不具合があるため300MB以下の指定は無視する)
- Microsoft Windows 環境での並列動作改善 (Intel Threading Building Blocksのtbbmallocを利用)
- gpsshogiの細かいオプション追加 --sleep-at-exit, --node-count-hard-limit (ノード数指定で対局), --eval-randomness (主に合議向けに形勢判断に乱数を加える)
- ソースコードをUTF-8に変更
2009/06/24 (June 24th, 2009) †
主な変更点
- (linux版のみ) gpsshogi_viewerというGUIを追加 (要qt) 使い方/viewer
- 並列版での詰探索の不具合修正
- 自身のメモリ使用量が分かる環境(linux版では/proc/self/statm)では、ノード数制限を無視し、{時間、深さ、メモリ使用量}のいずれかが限界に達するまで考えつづける
- GUIから指定されたハッシュの大きさに従うようになったため、defaultの32Mバイトだとすぐに使い尽くして(早指しだったり投了したり)不安定になります。200MB以上が目安で、増やしただけ長考できます。とはいえ物理メモリの8-9割程度までが無難です。
- LANG=ja_JP.eucJP 等で起動すると、読み筋を「△5八銀成」等日本語で表記 (端末の環境をeucに揃えておく必要あり)
2009/05/26 (May 26th, 2009) †
インストーラーを作成しましたので、こちらをご利用いただくのが便利です。single版とSMP版の両方がC:\Program Files\gpsshogi にインストールされます。インストール後、適切な方をご使用ください。(GUIはインストールされません。各自別途インストールしていただく必要があります。)
以前のバージョンをお使いのかたは、削除してからインストールされるとよいでしょう。
- データファイル, バイナリファイル
- OSL_HOME環境変数
の削除が必要です。
2009/05/17 (May 17th, 2009) †
5/18 Windows版はXPで動作しないことが分かりました。現在調査中ですが、修正後改めて公開しようと思います。早速試して頂いたかたに感謝いたします。
2009/05/06のLinux Pentium4 SMP版に不具合がありましたので(SMPが有効ではありませんでした)、こちらをどうぞ。
2009/05/06 (May 6th, 2009) †
amd64が64-bit版、pentium4が32-bit版です。
パフォーマンスについて †
2009/05/17日版のソースコードは、大きな変更はありませんが、2009年5月の選手権当時より多少開発が進んでいます。
選手権で使用したバイナリは、ここで配布されているバイナリとは違い、プロファイルを利用した最適化をするなど、時間をかけてコンパイルされました。そのため、Linux配布版は、NPS値にして、選手権版よりも20%程度遅くなっています。さらに、Windows配布版では、一部最適化を抑制するなどしてコンパイルされていますので、Linux配布版よりも遅くなっているはずです(同一のマシン環境がないため数字での比較はできておりません)。
参考NPS値をあげます。
Core2Duo T9300 2.5GHz(32-bit 2コア)のノートPC上で実験しました。
Windows VistaがホストOS。 その上で、VMWareのLinuxがゲストOSとして動いています。
ベンチマーク方法
バイナリ内部に記録されている局面に対して、次の手を探索する速度を見るものです。30秒ほどかかります。さまざまな情報が出力されますが、nodes/secの値を見ます。
./gpsshogi.exe -v -e test --benchmark
SMP版では、-Nによりコア数を指定できます。デフォルトはマシン上の全コアです。
./gpsshogi.exe -v -e test --benchmark -N 2
なお、"-e test"は、名前に反して重要で、学習による新しい評価関数を使用するモードです。
- Windows版
- single版 95,717 nodes/sec
- SMP版 158,735 nodes/sec
- Linux版
- single版 98,901 nodes/sec
- SMP版
- 1コア使用 108,472 nodes/sec
- 2コア使用 175,914 nodes/sec
- 上記ノートPCとは関係ありませんし、上記ベンチマークの結果でもないのですが、参考までに。
- Floodgateで動いてるgps_l(1コア) 10万NPS程度
- 選手権マシン 120万-190万NPS程度(局面によって異なります)(8コア。選手権仕様のビルド)
NPS値の注意:
- GPS将棋が計測するNPS値には、詰将棋による局面も含まれます。他の将棋プログラムのNPS値とは意味合いが異なると思いますので、比較できません。
- 特にSMP上では、NPS値が2倍になったからといって、<強さ>が2倍になるわけではありません。
- 特に現時点のGPS将棋の場合では、逐次版と並列版で詰将棋の振る舞いやノード数が異なります
ソースコード (Source) †
開発版 †
下記レポジトリからソースコードを閲覧・入手可能です。ページ下部の「Download GNU tarball」をクリックすると、tar.gzでまとめてダウンロードできます。
依存ライブラリ †
2009/06/24 (June 24th, 2009) †
2009/05/26 (May 26th, 2009) †
2009/05/17 (May 17th, 2009) †
2009/05/06 (May 6th, 2009) †