2005/1/15(土)

blogを作ってみました。こちらです。
今までのやつはemacsからange-ftpで直接書き込んでいて、文章書くだけなら速いけど見栄えは悪いし、画像貼ったりするのは大変でした。

2005/1/7(金)

結局新しい詰将棋ルーチン呼び出し方式は、元のやつに対して491.5-408.5(.546)と有意に勝ち越し。
最終盤でのみ指し手が変わるような変更でこれだけ差がつけば悪くない。終盤の信頼度は以前より増したはず。
あとはGPWで発表されていたように詰めろの可能性が高い局面かどうかを判定してそれに応じて制限ノード数を上下させるというのもそのうち試してみる価値がありそうだが、他にやることがあるので後回し。

2005/1/4(火)

昨日は丸3年のブランクを経て、飯綱リゾートというスキー場のナイターでスキーをした。今日は筋肉痛がひどい。
ゴーグルなしで普通にめがねのまま滑ったので終わったあと目がかなり充血した。

2005/1/2(日)

あけましておめでとうございます。
今日年賀状が1通友人から来ました。
ここ10年くらい年賀状を1通も書いてないため(来ても返事を書かないという失礼なこともしてきました)来る方も段々と細ってきて、ここ数年宣伝がらみとかしか来てなかったと思うのでちょっと驚きました。

さて、私は新春から結構働いていて、今日は必死と思い込んで実は相手の頑張りを見逃しているだけという今まで時々出現していたパターンをほぼ出なくしたと思うのだが、色々テストしていたら「コンピュータ将棋の進歩2」の問題集の15番に模範解答よりも良い解を発見した。

手合割:平手  
後手の持駒:角 銀三 歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| 圭 ・ ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一
| ・ 龍 ・ ・v歩 金v金v玉 ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ 歩v金v歩 ・|三
|v歩 ・ ・v歩 ・v銀v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ 角 ・v歩 ・ ・v歩|五
| 歩 ・v歩 歩 ・ ・ ・ ・ 歩|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 歩 ・|七
| 香 ・ ・ ・ 金 ・ 玉 ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:飛 桂 香 歩二 
先手番
模範解答は▲5二竜で要は△6五歩と取らせてもそこで詰むということが分かっているかどうか、という問題。
進歩2でのテスト結果では確か当時のソフトはあまりいい結果を残してなかった問題だと思うが、今では簡単な問題だと思う。
IS将棋で試してもすぐに▲5二竜に気づいてそのまま他の手が上回ることはなかったのだが今日初めて他の手が上回るのを見た。
その手は▲3二金。
▲5二竜に比べてつまらない手のようにも見えるがこれが▲5二竜よりもはるかに明快で、▲3二金に△同金以外全て詰みなので△同金。
そこで▲4二歩成と行く。なんとこの一見変な手に対して△1四角打という意味不明な手以外全て(もちろん王手を除く)詰み。ここが実に面白いところ。
結局[3605]▲3二金△同金▲4二歩成△1四角▲3二角成△1三玉▲1五歩△4七銀▲同金△同角成▲同玉△4六銀▲3八玉△4七銀打▲2八玉
というのがIS将棋の読みで、探索中の詰将棋呼び出し方法を変えたのが功を奏してなかなか正確な読みになっている。
ちなみに▲5二竜は1500点くらいしかいかない。もちろんこっちも結局は先手の勝ちに変わりはないのだが。