osl-for-csa †
これは何? †
OSLのサブセットです。CSAの「コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ」と
なったため,Version 0.1は2005年以降,Version 0.2は2006年以降,Version 0.3は2007年以降の世界コンピュータ
将棋選手権, Version 0.4は2008年以降の世界コンピュータ
将棋選手権,Version 0.5は2009年以降の世界コンピュータ
将棋選手権,Version 0.6は2010年以降の世界コンピュータ
将棋選手権,
で利用いただけます(2010年1月13日認定),
また,Version 0.7は2011年以降の世界コンピュータ将棋選手権で使えるように申請中です(2010年12月29日現在).
機能の追加,パーフォーマンスの改善等の改良がおこなわれているので,
Version 0.7以降の使用をお勧めします.
参考: http://www.computer-shogi.org/library/
ダウンロード †
- Version 0.7 (2010-12-29 公開)
- Version 0.6 (2009-12-29 公開)
- Version 0.5 (2008-12-26 公開)
- Version 0.4 (2007-12-10 公開)
- Version 0.3 (2006-12-28 公開)
- Version 0.2 (2005-12-15 公開)
- Version 0.1 (2004-12-15 公開)
Version 0.1から0.2への主な変更点 †
- 詰将棋機能の強化
- 評価関数
- 手生成
- 敵玉の8近傍に利きをつける手生成ルーチンの追加
- その他,駒の種類や手筋に対応した細かいて生成ルーチンの追加
- 通常探索
- 静止探索
- 静止探索で生成するための手生成ルーチンの追加
- 静止探索でのprobcutの導入
Version 0.2から0.3への主な変更点 †
- 評価関数
- 駒の価値に対する非線形な評価を可能にするコードの追加
- 手生成
- 通常探索
- 静止探索
Version 0.3から0.4への主な変更点 †
- 評価関数
- 大駒のmobilityを評価に入れることを可能にするコードを追加
- 通常探索
- 並列探索用コードの効率化
- ELO ratingに基づく探索延長
- 静止探索
- その他
Version 0.4から0.5への主な変更点 †
Version 0.5から0.6への主な変更点 †
Version 0.6から0.7への主な変更点 †
- 評価関数の特徴(feature)の追加,整理
- 探索の改良
注意事項 †
- コンパイル方法などはOSL本体のドキュメントを御覧下さい
- テストプログラムも同梱していますが、テストデータがないため正常に動かないテストがあります。一部のテストデータはGPS将棋と共に配布されています。(GPS将棋のデータは gpsshogi-for-csaという名前の別ライブラリとして選手権用ライブラリに申請予定です)
(参考)GPS将棋におけるデータ作成方法 †
osl-for-csaにはGPS将棋が使っているデータセットは含まれていません。
- GPS将棋のデータとは,別のライセンスで配付しているためです.GPS将棋のデータも使って選手権に参加予定の方は,gpsshogi-for-csaも合わせてご利用ください.
- (参考)選手権と関係なく試してみるのであれば、最新版のダウンロードのページからGPS将棋とOSLの最新版のソースコードをご利用ください。
選手権に参加される場合で、gpsshogi-for-csaを利用しない場合や作成方法を改良したい方は、データを作成する際に、GPS将棋と一緒に配布されているソースコードを使用/参考にされることも可能です。
- 評価関数
- 使う部分 osl/eval/ml/openMidEndingEval?
- 作る部分 gpsshogi/sample/eval/ あたり。棋譜をもとに調整
- 実現確率
- 使う部分 osl::rating::StandardFeatureSet? のあたり。
- 作る部分
- gpsshogi/sample/category/rating のあたり。棋譜を元に調整。
- osl/sample/rating 上のデータで問題を解かせて統計をとる